山 行 報 告
2020/9 / 22 〜 23  奥秩父:黒金山    メンバ(記録):丸山

途中の林道  ハナイカリ  赤いキノコ  牛首ノタル  黒金山頂にて
休憩 
林の中で
ツェルト泊 
 朝の尾根道 高原ヒュッテ   シュウメイギク ヒガンバナ 

【コースタイム】

 (9月22日[火])

 
東神奈川(6:10)==(7:10)八王子(7:15)==(9:06)山梨市(9:12)=バス\700= 天科(9:57)―― 林道(12:45)―― ササ原(13:50)―― 牛首ノタル(14:45)―― 黒金山(15:35)―― 笠盛山(16:20)―― BP(16:45)△

 (9月23日[水])

 
BP(5:50)―― 水ノタル(6:05)―― 国師平(7:10)―― 徳和(8:40)――(10:20)花かげの湯(10:58)=バス\200=(11:10)山梨市(11:59)== 八王子(13:30)== 東神奈川(14:20)

【記 録】

 (9月22日)

 
24日が完全に雨予報のため、あえて4連休最終日の22日から出掛ける。電車は思ったより空いていた。山梨市駅は改装され、橋上駅になっていた。
 山梨市駅前から市営バスに乗るのであるが、代行車として笛吹観光の中型バスがやってきた。
 全く観光バスのため、料金表、両替機、降車ボタンなどがない。それでも乗客は淡々と自分の希望するバス停で降りていく。
 不思議だなと思いながら、乾徳山登山口で2人降りたので、そのタイミングで運転手に声を掛け、少し先の天科で降ろしてくれと頼む。無事降りることができた。
 天科から登るのは久し振りである。ガイド地図上では、このコースは破線である。
 沢沿いの道を登っていく。道はずっと沢沿いであるが、長すぎるので途中で少し戻ってみると、尾根に上がる道が分岐していた。どうも植林の仕事道だったようだ。
 尾根道を約40分上がった地点で、30m先を親子の熊が駆け抜けるのが見えた。小熊は慌てたようで、木に登ってしまい、そのため親熊は逃げられず、こちらを向いて威嚇している。
 大きな声を出したら、ようやく親子とも、下の沢の方に逃げていった。こちらも出来るだけ離れたいので、急な尾根を急ぐが、時間が掛かる。20分程で別の尾根に入り、熊の気配も無くなったので、ホッとする。これで引き返せなくなってしまった。
 車の置いてある林道に出て、そこから更に登って、ようやく牛首ノタルに着いた。
 休んでいると、黒金山方面から2人降りてきた。少し話をすると、2人は大平牧場に車を置き、乾徳山〜黒金山を廻ってきたとのこと。これから林道に下り、その林道を牧場まで戻るそうだ。
 牛首ノタルから約30分でめざす黒金山に着いた。辺りはガスっており、あまり景色を楽しめない。
 ここから笠盛山まで約40分。もう少し歩いて、林の中にツェルトを張る。

 (9月23日)

 
5時に起き、朝食を摂って出掛ける。辺りはガスに包まれているが、雨にはなっていない。
 水ノタルから乾徳山を回り込んで国師平に出る。この後、徳和に下るが、この時間はパスが無い。
 しかたなく、塩山市街を目指して歩き、途中の花かげの湯から山梨市行きのバスに乗った。